金策ネタ。アルトルティアでは、同じ物はだいたい同じ値段で買えます。バザー限定品は多少値段の差はありますが、店売り品は、グレンで買おうがメギストリスで買おうが、どこも同じ値段。それでいいのだろうか。
肉は肉でも、アメリカ産の牛肉と神戸牛・飛騨牛・前沢牛・松阪牛が同じ値段のはずがない。美味しい薬草は、通常の店売り価格よりも高い値段で取引されてもいいはずだ。ブランド物のアイテムは、ネームバリューを乗せて高値で取引されてもいいはずだ。
アストルティアの金策に一石を投じる時が来た。これからの時代は付加価値が重要となってくるだろう。
ゴールデンドロップ金策
うしのふん。アストルティアでは主に畑の肥料として使われるものだが、SP福引から生産された安価な粗悪品が世界に大量に流通し、社会問題化している。
これはビジネスチャンスかもしれない！
アストルティア人よ、目を覚ませ！粗悪品はボイコットし、より高品質、高い香りを放つブランドうしのふんを買い求めるんだ！
というわけで、今日はブランドうしのふんの生産現場にお邪魔してきました。
ブランドうしのふん酪農家の一日
うしのふんの収穫は、朝早くから始まる。
業者「うちでは、強制的に搾り取る手法は採用していません」
つまり、この酪農家では、自然にドロップされた、良質なうしのふんだけを厳選して採取しているということだ。世間では、ゴールデンドロップ品として知られている。
また、銘柄にもこだわりがある。
業者「うちの品種はちょっと特殊でしてね。よそにはない特別なものばかりだよ」
通常、うしのふんは牛から採取するのが良い方法とされているが、この酪農家は独自に品種改良されたタマネギから採取している。
業者「タマネギの甘さが滲み出て、香りが引き立つんですよ。畑に使えばトマトがいっぱい咲きます。」
この酪農家では、来る日も来る日も、朝から晩まで生産に追われているとのこと。
酪農家としての矜持を大切にし、また、時間をかけて品種改良した特殊な銘柄のタマネギを使って、ゴールデンドロップにこだわる。そのため、この酪農家の生産性は極めて低い。そこまでして品質を高めるのはなぜだろうか。
業者「そらあ、みなさまの大切な畑に使うもんだ。胸を張って市場に出したい。ただそれだけですよ。みんなが安価な製品を求めるのはわかってる。だが、プロとしてのこだわりを捨てたら、おしまいだよ」
その言葉が示すように、この酪農家が生産するうしのふんの品質は極めて高い。市場では一個数万Ｇで取引されているという。
業者「やりがい？世間では高い高いと言われているが、経営はカツカツだよ。みんなの笑顔がみたい。笑顔が最高の収入ですね。」
一個数万Ｇで取引されているものの、一日にたった２個しか生産できないため、いつもギリギリの経営が続いているという。
数時間に一つのペースで自然とドロップするうしのふん。非常に貴重な存在だ。
業者「最近は、文明の利器っていうんですかね。業界用語で『ぬすむ』と言うんですが、そういう手法もあるんですよ。ゴールデンドロップは時代遅れだー、なんて言う人もいます。これからの時代の主流は『ぬすむ』ってね。」
業者「私から言わせてもらえば、『ぬすむ』なんてもんは、天然品に見せかけているだけ。かなしいですよ。私はこの業界を数十年も牽引し大きくしてきた。業界として守るべき品質レベルも議論し、周知してきたつもりでしたが・・。効率だけを求めるやり方が台頭してくるのも、時代の流れですかね。業界関係者に私の想いが伝わらなかったのが、ただただ悲しい。」
今回、当番組では、密着取材させていただいた酪農家様より特別にブランドうしのふんを入手。
視聴者様だけの特別奉仕、大特価２万Ｇで提供するよ。販売個数は・・・限定２個！！もう手に入らないかもしれない超レアなブランドうしのふん、今が購入のチャンス！
お問合せは、ガタラ水没8770丁目6番地まで！
